移動都市/モータル・エンジン [映画]
2019/3/6
「移動都市/モータル・エンジン」
都市が都市を喰う、というコピー。
他の都市を支配下に置くとか、買収するとかではなく文字通り大口で喰う、ファンタジー映画ならではの描写。
戦争で破壊された大地、古代の超兵器を復活させて支配を目論む帝国、どういう動力で飛んでいるのかも分からない航空機、その航空機にはウッドデッキのようなものがついている、等々、どことなくスタジオジブリを思い出させる。
移動都市同士の戦いかと思わせて、一番の盛り上げ所は意外にも航空機と対空砲火の闘いだった。
巨大な車輪を付けた都市を中心に、スチームパンク的な描写は面白い、反面シナリオに(?)となるところもある。
主人公のヘクターが奴隷商人に売られそうになった時に、追跡者のシュライクと、強力者のファンがなぜ都合よく同時に現れる?とか、
あれだけ無双ぶりを発揮したシュライクが、それでやられちゃうのとか、
ロンドンで母の敵討ちを邪魔した男と、たった数日一緒に逃避行しただけで愛しちゃうの?とか。
そもそもこのロマンスは不要だと思う、アメリカ映画では主人公の家族や恋人を描かないと、話に深みが無いとみなされるらしいが、取ってつけたようなものならむしろ不要。
原作はもっと長い話らしい、いろいろ詰め込み過ぎたか。
「移動都市/モータル・エンジン」
都市が都市を喰う、というコピー。
他の都市を支配下に置くとか、買収するとかではなく文字通り大口で喰う、ファンタジー映画ならではの描写。
戦争で破壊された大地、古代の超兵器を復活させて支配を目論む帝国、どういう動力で飛んでいるのかも分からない航空機、その航空機にはウッドデッキのようなものがついている、等々、どことなくスタジオジブリを思い出させる。
移動都市同士の戦いかと思わせて、一番の盛り上げ所は意外にも航空機と対空砲火の闘いだった。
巨大な車輪を付けた都市を中心に、スチームパンク的な描写は面白い、反面シナリオに(?)となるところもある。
主人公のヘクターが奴隷商人に売られそうになった時に、追跡者のシュライクと、強力者のファンがなぜ都合よく同時に現れる?とか、
あれだけ無双ぶりを発揮したシュライクが、それでやられちゃうのとか、
ロンドンで母の敵討ちを邪魔した男と、たった数日一緒に逃避行しただけで愛しちゃうの?とか。
そもそもこのロマンスは不要だと思う、アメリカ映画では主人公の家族や恋人を描かないと、話に深みが無いとみなされるらしいが、取ってつけたようなものならむしろ不要。
原作はもっと長い話らしい、いろいろ詰め込み過ぎたか。
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