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七つの会議 [映画]

2019/2/27
「七つの会議」
七つの会議.jpg
野村萬斎や香川照之が期待通りの「濃い」芝居をしている、現実的には野村萬斎が演じている社員が、営業の最前線に残れるとは思えないが。
前半は、芝居掛かってややコメディタッチ、及川光博演じる人の好さそうな課長が不正に気付き始めた頃から、話が急展開していく。
よくある、社員向けコンプライアンス教育ビデオを、エンターテイメントに昇華したようで楽しめる。
会社は数字がすべて、どんなノルマでも達成して当たり前、できない奴は追い込まれる、子会社は親会社に従うのみ、大企業で管理職経験者はわかるのではないだろうか、逆にそうでない人は違う世界のことに見えるかもしれないが、決してブラック企業だけの話ではない。
そういった意味では、これほどまでに悪役(あえてそう言う)に共感できる映画もなかった。
いや、それが良いというのではない、コンプライアンスとかCSRとかの言葉がなかった時代は、今よりずっと不正に甘かった。
ただ、この映画の場合、不正の結果が人命に直結する可能性がある、というところが大問題。
あまり若者向けの映画ではないが、会社内の確執が良く書かれているだけに、悪役側のつらさもよくわかるだけに、これを見た若い人が、やっぱり出世なんかするもんじゃないな、と思ってしまうのではないかと心配。
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アリータ バトルエンジェル [映画]

2019/2/25
「アリータ バトルエンジェル」
アリータ バトルエンジェル.jpg
多くの人が書いているが、あの大きな目も全然違和感ない、というかサイボーグという設定で人間では無いということが、違和感をなくしている、生身の人間という設定だったら違和感は消えなかったと思う。
CGで目が大きなキャラと言えば、ロード・オブ・ザ リングのゴラムが思い出されるが、あちらは不気味感がよく出ていた、アリータはアニメキャラのような可愛さが強調されている。
それにしてもCGは凄いが、元を生身の俳優が演じているからこそ、CGが実写と合成されても自然に映るんだね。
バトルの迫力、スピード感、敵の重量感、凶悪感いずれも最高。
大柄で凶悪そうな男(女もあり)たちが、小柄な少女に叩きのめされるのが痛快なんだろう。逆だったら虐待だ。
続きに期待、と言うより終盤で恋人を殺された上に「本当の闘いはこれからだ!」のような終わり方をしているので、続きが無いと困る。(笑)
字幕版で見たが、二人が同時に話しているシーンで、二人分の字幕を縦に並べて、同時に出すというのは初めて見た。
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サムライマラソン [映画]

2019/2/22
「サムライマラソン」
この作品を見ようと思ったのは、時代劇をイギリス人監督が撮ったらどうなるのか?という興味のみ。
それも主要メンバーは日本人ばかりの映画で。
名の知れた俳優が多く出演しているので、それだけでも作品として出来上がってしまうが、シナリオには疑問点が多い。
大体、藩に刺客が送られる理由が、隠密の先走った勘違いとは…
藩主のいる屋敷に門番すらおらず、たった一人で拳銃を所持しているとはいえ、何事もなく藩主のもとにたどり着ける事は無いでしょう。
ただ外国人が好きな、忍び装束を着た忍者なんかは出てこず、城仕えの武士と足軽を書き分けているなど、変にリアリティはある。
タイトル通りサムライたちはよく走る。
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アクアマン [映画]

2019/2/14
「アクアマン」
キャラが良い!
漢だったら悩めるヒーローなどいらん、筋肉は裏切らない! と、大胸筋を鍛えたくなる映画。
バーで地元の漁師たちに絡まれるシーンは最高!
映像は水中の光だけでなく、地上の砂漠や南欧の街並みなど、きれいに見せることをとても良く考えられている。
とくに水中のシーンなどは、クリスチャン・ラッセンの絵を動画にしたよう。
ストーリーの本流のなる、兄弟での王座争いは、マイティ・ソーと弟ロキとの争いにそっくり、兄がワイルド系で、弟が優等生というところ、それぞれの髪型まで似ている。
だけど細かいところは、ジェイソン・モモアの筋肉の前ではどうでもいい!
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ワイルド・ストーム [映画]

2019/1/11
「ワイルド・ストーム」
本年初映画はディザスター&クライムムービー
火事場泥棒と戦う映画、悪者のハッカー?役の二人のキャラがちょっとお気に入り。
シナリオは突っ込みどころ満載だし、最後のトレーラーのチェイスはCGっぽさが隠せていないが、そんなことは気にしちゃいけない、暴風雨が全てを持って行ってくれる。
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ヴェノム [映画]

2018/12/4
「ヴェノム」
特に見るつもりでなかったが、空き時間があったので…
ヴェノムの造形とトム・ハーデイとのからみは面白かったかな。
宇宙からやってきた(連れてこられた)生物が人間に寄生して変異する、というネタ自体はよくある展開だが、寄生されたほうが主役で、アクションものに持っていたところが新しいか。
展開は早い、時間はあっという間だった、逆に言えば意外とあっさりした展開でもある。
あれだけ無敵っぽいのに、火に弱いって…そこ普通じゃん(笑)
寄生されて死んじゃう人間と、そうでない人間の違いが何なのか?最後まで不明。
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